刑事事件・犯罪用語集

過剰防衛(かじょうぼうえい)

差し迫った危険・侵害から自己又は他人の権利を防衛するためにした行為ではあるが、その防衛行為が危険・侵害を排除するものとしては行き過ぎ(やり過ぎ)と評価される場合をいいます。

たとえば、素手で殴りかかってくる相手の攻撃に反撃するため、ナイフで相手の胸を刺した場合は過剰防衛と判断されることが多いでしょう。

過剰防衛は正当防衛とは異なり、処罰を受けます。

ただ、緊迫した状況の中で冷静を欠いて過剰な防衛行為をすることは一概に非難できない場合が多くあるため、刑を減軽し、又は免除することができるものとされています。

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