刑事事件・犯罪用語集

共同正犯(きょうどうせいはん)

2人以上の者が、共同してある特定の犯罪を行うことをいいます。

例えば、路上強盗を2人で計画したうえ、1人が相手を脅し、もう1人が金を奪うというように役割を分担した場合に、2人はともに強盗罪の共同正犯として処罰されることになります。

両者が共同正犯として処罰されるのは、互いにその行為を利用・補充しあって犯行を実現した以上、すべての責任を負うべきであるからです(一部実行全部責任の原則)。

また、自分自身は何ら犯行を分担していない場合でも、計画を練り、他人に犯行を指示した者は「共謀」共同正犯として処罰されます。

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