事例03-痴漢・迷惑行為防止条例違反

解決事例03 - 痴漢・迷惑行為防止条例違反

弁護活動内容

  • 前科をつけたくない

  • 被害弁償・示談したい

説明がきめ細やかで、いいことばかりを言うのではなくリスクもきちんと話してくださるので、信頼できました (匿名希望 様)

最初は、どの弁護士事務所に依頼すればよいかわからず、手探り状態でした。特に、費用の面において、高額の事務所が多く、悩んでいました。

 

インターネットのホームページで片田弁護士のことを知り、次の日に電話をして相談しました。事務所が検察庁と警察署に近かったということや、刑事弁護を主に取り扱っておられるということ、弁護士費用が納得できるものであったことが、相談した主な理由でした。

 

片田弁護士は、説明がきめ細やかで、いいことばかりを言うのではなくリスクもきちんと話してくださるので、信頼できました。また、不安なことがあるとすぐに検察庁に確認をとるなどして不安を解消してくださるので、とても頼りになりました。

 

結果的に、迅速に示談が成立し、不起訴になりました。本当にこちらに依頼してよかったです。ありがとうございました。 

 

 

弁護士 片田 真志 からのコメント

電車内での痴漢の事案でした。

 

事務所に相談に来られた時点で、すでに警察での捜査は終了し検察庁に送致されてしまっていたので、担当検事が処分を決めるまでの時間があまり残されていない状況でした。

 

そこで、緊急に「被害者の方との示談を成立させることにより、不起訴処分をめざす」という方針で事件を受任し、ただちに担当検事を通じて被害者に示談の打診を行いました。

 

その結果、被害者の方と連絡を取ることができ、すぐに私が謝罪にうかがいました。被害者の方には、丁寧に事情を説明させていただき、法的な見通しをお伝えしたうえで、示談の金額について提案を行いました。

 

その後、被害者の方と何度もねばり強くやり取りを重ねたことで、示談書の中に「刑事罰を求めない」という文言を入れることについて、被害者の方からご了解をいただくことができました。その示談書を担当検事に提出し、不起訴処分を求めるようさらに働きかけた結果、被害者の方からの示談内容が決め手となって、当初の見通しどおりに不起訴処分を得ることができました。

 

今回のケースでは、ご依頼が警察の捜査が終わった段階であっても、あきらめずにスピーディーに動いたこと、また、被害者の方とねばり強くやり取りを行い「刑事罰を求めない」という内容の示談書をいただくことに成功したことが、土壇場にも関わらず不起訴処分を勝ち取ることができた決め手となりました。

 

しかしながら、被害者側の感情を考えると、やはり、被害者の方との連絡や交渉などは、できるだけ早く始めた方が良いでしょう。誰しも、連絡や謝罪が遅くなればなるほど、「今頃連絡してきて…」という感情が出てしまうものです。

 

そういった意味では、「一刻も早くご依頼いただき、刑事弁護活動をスタートさせることが大切である」と再認識したケースでもありました。 

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